【ファイナンシャルプランナー】FP2級試験|いきなり受験が絶対おすすめな理由

このページの情報は次の方に贈ります。
- いきなり2級か、3級から受験するか迷っている方
- 2級と3級の試験内容が知りたい方
1.いきなりFP2級受験をおすすめする理由
当サイトではお仕事などで忙しい方ほど、3級を合格してからではなく、いきなり2級受験をおすすめしています。
それは次のような理由からです。
- 勉強する範囲は3級と大差がない。3級との共通範囲がほとんど。
- 2級と3級の試験問題は回答の仕方が違うだけで、慣れの要素が大きい。
- 試験が1回で済むので、時短効果が高い。
- 提案書作成は作成レシピやツールの登場で、以前より手間ヒマがかからなくなっている。
- スマホなどを利用できる勉強環境が整い、すき間時間の有効活用が可能。
いきなりFP2級受験!理由の解説
1. 2級と3級の試験勉強には大差ない!
2級の試験は3級より難易度は上がりますが、どなたでも十分に合格できる程度の難易度アップです。
次の点に注目してください。
1-1. 出題範囲
試験の違いは「3科目の一部」だけです。
試験は6科目の中から均等に出題されるのであって、「3科目の一部」の出題頻度が極端に高いワケではありません。
具体的な違いは、こちらをご覧ください。
1-2. 勉強時間
3級の受験勉強をして合格後に2級を受験する場合、2回の試験を受けます。
ということは、3級の試験後、次の2級試験日までは4か月の「間」が空くことになります。
時間に余裕があるのは、良いことだと感じるかもしれません。
反復練習すれば、知識の確実性が増す気がしますから当然ですね。
ただ、モチベーションが継続しにくいリスクもあります。
モチベーションが薄れれば、反復練習がおろそかになって、せっかく記憶した知識が薄れます。
多忙な方は、特に注意したいポイントです。
3級合格後、「同じ出題範囲を2度勉強すること」と「4か月の待ち時間」から、次のような気分になるかもしれません。
「またやるの・・・」
「試験まで、まだ先だなぁ」
「また会場行くの、面倒臭!」
これらは、要注意な精神状態です。
「間」が魔が差すことになりませんように。。。
1-3. 出題形式
学科は3級が○×、3択式の組み合わせに対して、2級はすべて4択になります。
また、実技は3級が解答例から選んで記入する方式に対して、2級は一部の問題に自力で記入する箇所があります。
この違いをタイヘンと考えるかどうか。。。
回答の記憶や解き方は、過去問をこなすことで頭と体に染みつき、解消されます。
最後は、自分のやってきたことを信じるだけです。
2. 提案書作成はツールの登場で時間短縮可能に!
いきなり2級の受験資格が得られる通信講座では、FP研修(正しくはAFP認定研修)の受講が必須になります。
その研修課題が、「提案書」の作成です。
提案書は架空の家族を想定し、実現したいライフプランに対して以下の点を検証し、実現に向けての具体的なアドバイスを記載します。
- 収入(仕事、金融商品、不動産など)の状況と見通し
- 支出(教育費、ローン、保険など)の状況と見通し
よくTVや雑誌などで家計改善の特集がありますが、このような検証を基に改善の提案を受けているわけです。
さて、はじめて作成する書類ですから、提案書の全体感をなるべく早く把握することが大切です。
この点、昨今の通信講座は提案書作成のレシピが充実していて安心感があります。
また、日本FP協会で提案書作成ツールを提供してくれています。
以前より作成時間は、かなり短縮できるでしょう。
一度プランを作ってしまえば、あとは家族構成、年齢、収入、支出などの条件を変えるだけです。
仮に条件の変更があっても、すぐに反映できます。
提案書課題をこなすと、いつの間にかあなたのライフプランも作れる力が付いています。
変更があるたびに数値を変更していけば、常に新しい条件で自分専用のライフプランをシミュレーションできます!
3. スマホがすき間時間の活用ツールに!
以前はボイスレーコーダーや自作ノートが、すき間時間を活用するうえでは不可欠でした。
今はスマホを使った勉強法がどんどん進化し、通信講座各社でも採用されています。
通勤、休憩などのすき間時間を活用すれば、まとまった時間で勉強できなくても着実に知識が増えていることに気付くでしょう。