ファイナンシャルプランナー(FP)資格の勉強で自信喪失!スランプ脱出の打開策
FP2級を独学で勉強していると、どうしようもなく自信を失ってしまって孤独な気分になる場合があります。
勉強が順調に進んでいる場合はそうでもありませんが、「なかなか理解できない」、「記憶できない」といったことがきっかけになりやすいですね。
そして、この「・・・できない」のスパイラルにはまると、ご自分のダークサイドに落ちてしまい、自信喪失状態になってしまいます。
すでにFP関連の仕事をしているなら・・・
・取得した先輩方に相談してみる。
仕事等で金融、保険、不動産関係に携わっているなら、すでに取得した先輩方に相談してみましょう。先輩方の助言は、きっとがスランプ脱出のきっかけになるでしょう。
FPとは関係ない仕事をしているなら・・・
ところが全く関係ない分野、例えばメーカーにお勤めで生活防衛や資産運用の勉強としてFP資格の取得を目指している場合、FPを取得している先輩方は皆無かもしれません。
ただでさえ馴染みのない金融用語、保険用語、不動産用語などは、確かに見ているだけで???な気分になりますね。
このような状況だと「・・・できない」のスパイラルが起こりやすく、メンタル的に自分を追い込んでしまいがちです。
・完璧を求めない
でも、このような状況は試験を受けようとする皆さんのほとんどが経験することです。
FPの試験はライフプランニング、リスク管理、金融資産運用、タックスプランニング、不動産、相続の分野から出題されますが、現役のFPでも各業界に深く精通している人は少ないです。
各FPは得意分野があり、その分野に特化して活動しています。
ですから、もし勉強し始めたばかりの段階で「自分だけが全くできていない」と考えてしまい手が止まってしまうとしたら、「完璧な人は誰もいない・・・」と考え直してリスタートしてみましょう!
まずは気楽に、そして着実に進めることをが大切です。結果として、全ての分野に深く精通できれば、それはOKです(^^♪
理解できない、記憶できないときは?
上記の対策をしてみたけれど、「なかなか理解できない」、「記憶できない」という場合、次のことが原因かもしれません。
- テキストを漠然と読んでいる。
- 過去問を断片的に問いている。
このような場合、次の対策例を挙げてみました。
「1」の場合
ご自分の人生との関わりを考えながら読み進めてみましょう。知識の記憶がほかの知識や記憶とつながるため、覚えやすくなります。
覚えやすくなるきっかけの一つに、ライフプラン表の作成があります。いきなり2級の試験を受ける場合の必須課題であり、手間もかかりますが、ご自分のライフプランをモチーフにすることが多いので、覚えたことの理解を深める良い課題です。
「2」の場合
過去問をやる場合、正解は一つですがこれを覚えるだけでは不十分です。
回答には学科であれば選択肢が幾つかあります。それぞれについてなぜ○なのか、なぜ×なのかを考えてみましょう。
本番の試験ではこの「なぜ?」と考えた経験が多いほど、正解を出しやすくなります。近年、学科の合格率が低いのはこの練習が不足していることが原因と思われます。
模擬試験で良い点が取れなくても気にしない!
模擬試験で良い点が取れていない場合も、勉強が手につかなくなる原因になったりします。
勉強してきたつもりなのに結果が良くないと結構ショックだと思いますが、一度、模擬試験と過去問を冷静に比べてみてください。
模擬試験のほうが難しい場合があります。
また、あえて間違えやすく出題されていたりする場合もあります。いわゆる「ひっかけ問題」ですが、これは知識ではなく回答テクニックの問題ですから、慣れれば大丈夫です!
過去問ができているなら、落ち込む必要はありません。ただ、時間が許すのなら模擬試験で解けなかった問題も理解しておきましょう。