家計の見直しに保険ショップ!効率よく利用するには?
最近は、複数の保険会社を扱う「保険ショップ」に人気が集まっています。
たくさんの会社や商品の中から、選べる保険ショップはとても便利ですね。
ただ、何も知らず、そして何も準備せずにいきなりショップを訪れてしまうと、無駄な時間と労力を使うことになるかもしれません。
特にCMで知名度の高いショップは、予約していないと相談を受け付けてもらえないことも。。。
今回は、保険ショップを利用した体験から、当サイトが考える上手な使い方をお伝えします。
1.保険ショップで相談する前に、目的を具体化しておく
保険ショップは、なにかしらの保険に加入、もしくは見直しを考えているときに利用すると思います。
保険は仕組みがわかりづらい面がありますから、専門家に相談するのが安心で効率がよいかもしれません。
ただ、なんの準備もなく訪れてしまうことはなるべく避けましょう。
担当者からの説明を漠然と聞いてしまいがちだからです。
- 気が付くと予定の時間が来てしまい、結局何を求めに来たのかがわからなかった・・・
- 余計な保険にはいってしまった・・・
上の例のような後味の悪い相談になってしまうと、時間と相談費用がもったいないですね。
せっかく訪れるのですから、なるべく訪れる目的を具体化していきましょう。
学校の授業の予習みたいなイメージですね。
目的の具体例は、次のような感じです。
- 自分は何のために保険を検討するつもりなのか?
- 自分に足りていない保険はどんなタイプか?
「加入中の保険が現在の状況に合っているのか、相談したい!」
というのであれば、「保険の見直し」が目的になります。
加入中の保険証券は必ず持参しましょう。
参考
保険ショップでは、まず最初に保険ショップの担当者から個人情報の扱いや保険ショップについての話をされます。
次に、「保険の目的」について担当者から説明があります。
一般に保険の目的とは、次のことに対処するために検討するものです。
- 災害にあったとき
- 万が一のとき
- 老後
- 子供の教育費
この後に、相談者の希望に基づいて進めていくことになります。
2.健康診断書があれば持参する。
新たな保険に加入する場合、健康診断書の提出を求められることがあります。
会社で定期的に健康診断を受けているならば、最新の健康診断書も持参しておくといいですね。
保険によって、加入するために必要な健康診断の項目は異なります。
加入したいと思った保険の必要項目が会社の健康診断で網羅されていれば、新たに受診する必要はありません。
一つの例ですが、血圧が一定の数値以下である場合には、掛け金が安くなる保険もあります。
自分の血圧で割安になる保険会社を探すこともできるわけです。
3.保険相談の最初に、相談の終了のメドを伝える。
保険ショップで相談する場合、1日目で満足のいく内容にたどり着けることはほとんどありません。
通常は数回かかります。
例えば、次のような感じです。
【1回目】
保険ショップの説明と自分が伝えた希望(目的)に関してのとりまとめ作業。
【2回目】
自分の希望に沿った商品のピックアップをしてもらい、パンフレットの提示を受ける。
この間、相談日までにパンフレットを熟読し、加入したいと思う商品を選択しておく。
【3回目】
選択した商品の再相談、決定、および加入手続き。
選択した保険に加入申し込んだ後、会社等の健康診断の項目に不足があれば、再度保険ショップに足を運ぶこともあります。
前節「健康診断書があれば持参する」の内容から外れたケースになりますが、次のような手続きが追加されることになります。
- 追加の健康診断
- 健康診断の修正申告
3回目までの例を挙げてみましたが、各回の相談前に相談修了のメドを伝えておくと、既定の時間までに、希望の内容が相談に明確に盛り込まれやすくなります。
1回目は初めてで難しいかもしれませんが、2回目から意識してみるといいと思います。
3日目だと、「商品の決定、加入までしたい」とか伝えておくといいですね。
ただ、話が長引き、契約までの時間が少なくなったときは無理せず次の回にしましょう。
短い時間で慌てて契約してもよいことはありません。
保険ショップ側は契約してもらった方がうれしいですが、契約する側にとっては、確認などの時間が限られてしまいますから。
状況に応じて、対応なさってください。
まとめ
- 保険ショップを訪れる前に、目的を具体化しておく。
- 健康診断書があれば持参する。
- 保険相談の最初に相談の終了のメドを伝える。